梱包の基礎知識 BASIC KNOWELDGE OF PACKING

梱包と言ってもその種類は様々です

昨今では規格サイズ化した梱包用木枠の販売でスピード対応を行っているところも多々あります。
納期が間に合わない時にこれはとても助かるサービスと言えるでしょう。

しかし、しっかり梱包できていないせいで現地に着いたら部品が破損していては意味がありません。
そこで輸送経路における考えうるリスクを上げてみました。

  • トラック輸送の場合 悪路の走行・急停車急発信による衝撃

    必ずしも整備された綺麗な道路だけを走行できるとは限りません。整備されていない道路を走らなければいけないことは、国・地域を問わず起こりうるはずです。

  • 鉄道貨物輸送の場合 貨物を積んでいる車両の連結入替時、急停車急発信による衝撃

    鉄道輸送に関しては、同じ車両のみで目的地まで行くとも限りません。中継地点で連結車両を入れ替えることも想定されます。

  • 海上輸送の場合 シケに遭遇した場合などその揺れと衝撃

    海上では天候次第で海の荒れ具合も変わります。落ち着いた海での輸送の時でも振動は必ず起こりますし、時化に遭遇した場合などその揺れと衝撃ははるかに上がります。また常に真下は海なので内容物への湿気の影響も十分配慮し、湿気対策・防サビ対策をした適切な梱包が必要です。

  • 航空輸送の場合 天候に伴う機体の揺れ・衝撃、離着陸時の衝撃

    海上輸送同様に天候に比例して、揺れや衝撃が発生します。また離着陸時の衝撃もしっかり考慮する必要があります。


ざっと考えるだけでこれだけのことが懸念されます。輸送方法に応じた適切な梱包が必要となってきます。


内容品を守るための
適切な梱包

  • 内容品の形状、
    材質、重量、サイズ
  • 輸送方法、状況
  • 現着時の保管方法と
    保管期間
  • 気候

様々な状況を考慮して梱包方法の選定が必要ですが、過剰な梱包はコストがかかってしまいます。
大切なのは「適切な梱包」です。スリーピースではヒアリングと打ち合わせを行い、梱包方法をご提案いたします。